受け口の患者さん 噛み合わせのズレと下の前歯の根元に注意
ワイヤーを貼って矯正治療なのですが、ワンパターンではありません。噛み合わせの変化と下顎の前歯の見え具合に注意しなければいけません。これを怠ると矯正後(長い時間も含めて)に問題が起きます。患者さんは気づきませんが。
真ん中を合わせただけでは、ここまでお顔は変わりません。下の前歯も綺麗に歯茎の中に埋まっています。
口元もかなり変えました。歯が骨の中にきちんと収まってる。噛み合わせが安定している。この2条件が予後(長い目で見ての)を左右します。
コツは、矯正用インプラントで、方向や力加減を考えて優しく治療することです。見た目は怖そうですが、全然大丈夫です。
噛み合わせの調整に、事前にマウスピース(保険がききます)を使用する場合があります。途中で噛み合わせの調整も行います。「おや?」と感じた患者さんには事前に説明してあります。
期間は2年1ヶ月 費用は矯正用インプラント込みで54万円でした。